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第49回 とり焼き たか田

2014.2.20
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道元坂上の激戦区で3年目に突入。鮮度バツグン!宮崎地鶏の店。

おしゃれでエッジのきいた個人店が並ぶ道玄坂上の円山町エリア。ど~んと大きな日本酒の樽が目に留まったら、そこが「とり焼き たか田」なのだ。

高田さんの通勤手段はマイサイクル。ブルーの小径バイクにまたがり、道玄坂上の小路をグイグイと上ってきます。

午後になると宮崎から地鶏が届き、営業時間ぎりぎりまで、仕込みがつづきます。

その体力を支えているのは、琉球空手で鍛えあげたガッツとパワー!

「料亭やイタリアンで職人的な仕事をしたあと、企業に入って業態開発などに関わってきました。独立は41才です。もともと土地勘もあった、この円山町でお店を構えたいと思っていました。こんどの4月で3年目を迎えることになるんですょ」

腹の底から発せられるような声にもハリがあり、重低音が店内に響きます。

コ型のカウンターの真ん中で地鶏を焼く高田さんは、気取らずやさしく、頼りになる兄貴みたいな存在。

「アットホームなサービスを心がけています。円山町の大人のお客さんに宮崎地鶏をつまみに楽しく飲んでもらいたいですね」

〆のメニューとして、鶏だしの塩ラーメンも人気です。ここ一軒でハシゴいらず、かもしれませんね。

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職人から経営者へ。コストをお客様に還元する店づくり。

焼き鳥じゃなく、とり焼き──。

串に打ってから焼くスタイルではなく、素材をそのまま焼いて、ステンレスのお皿にひら盛りで提供するスタイルなのです。

毎日宮崎から直送されてくる、朝挽きの霧島鶏を素材とあって、生の身を拝見させてもらうと、鮮度バツグンなのが分かります。

最高の素材をできるだけリーズナブルに!

これが店主、高田大輔さんのテーマでもあります。

「串で打つと、それだけでコストがかかってくるでしょう。串打ちの仕込みにパートさんが必要になったりね。それにせっかくの鶏肉の素材感を味わっていただくためにも、そのままひら盛りで提供しているんですょ」

確かに、やきとり屋さんでよく見かける風景として、わざわざ串から肉を抜いて、お箸で食べている女性などを見かけますね。

炭火ではなく、ガス代で焼き上げるのも、炭火のコストをなくし、その分、リーズナブルに「とり焼き」を愉しんでもらいたいと願う高田さんの考え方をカタチにしたもの。

最高の素材を、徹底的にコストを抑えて商品化しているのです。しかも「売るほど赤字になる(笑)」という大容量1ℓのメガ生ビールなんてのもある。食べる側にとっては、うれしいお店ですね!

コストを抑え、その分お客さまに還元する。そうした考え方をもとに、将来的には業態を問わずに多店舗展開も考えている高田さん。経営者としての今後にも注目です。

入荷したばかりの鶏肉を拝見。レバー、砂肝、ハツ、どれも濃いめのピンク色をした身がツヤツヤと輝いていました。

皮からしっかりと焼き上げたもも焼。塩ダレがしっかりと効いていて、噛むほどにジューシー♪ ビールが進みます。

焼き台を囲むように配置されたコ型のカウンター。高田さんもおしゃべり好きで、店内はいつもアットホームです。

店舗情報
とり焼き たか田
東京都渋谷区円山町23-8 円ビル1F
tel.03-6416-5529
営:平日18:00~翌1:00(L.O.)
金曜18:00~翌2:00(L.O.)
日・祝18:00~23:00(L.O.)
休:月、第2火曜日
交:各線渋谷駅徒歩9分
<予告>次回のリレーキーワードは?
「とり焼き たか田」上階のお店「Nゲージバー 新線」

「もも焼」は、肉の質感と内側に閉じ込められた肉汁が絶品! ごちそうさまでした。取材が終わり、外へ出ると、ワンちゃんを散歩させている人と遭遇しました。「あ、あの方はうちの二階でバーをやっている若菜さんです。鉄道が好きで、お店にはジオラマがあるんです。鉄道模型を見ながらお酒を楽しめる、おすすめのお店です」。ユニークなバーですね!ありがとうございます。では次回「Nゲージバー 新線」さんでお会いしましょう!

文:高木 正人
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