業界マーケットの変化と
現在の飲食人の行方
浜倉 大半の飲食人は、「独立」の夢を持って業界の門を叩いたはずです。彼等は技術や経験を磨くため、企業と共に自らの成長を遂げた。しかし、今の業界は大きな変革時期であり過去のような急成長企業が陰りを見せる中、私は飲食人たちが自己の進むべき道に迷いを感じているように思います。
転職を続けても基本は同じ事の繰り返し。独立を志すも「情熱はあるが資金がない」というのが現実です。これは、独立する為の有利な環境が整っていない事にも大きな原因があると考えています。
結果として、その「夢」を置き去りに日々過ごす飲食人が増えているのではないでしょうか。
飲食人がギラギラ輝くために
浜倉 今回の「独立支援(社員のれん分け制度)」を企画した目的は、飲食人本来の夢である「独立」を具体的に実現するシステムを構築する事で、業界に独立者を送り出し飲食店本来のパワー(気)である「個々の野望やギラギラ感がつくる笑顔」がある繁盛空間を多数生み出す事です。よく求人広告に「独立支援制度有」を謳う会社がありますが、果たして、どこまで明確に機能しているのでしょうか。大型店舗になればなるほど、実際にはその店舗規模での独立は困難なのではないでしょうか。従業員が感じる<店長以上の次ステージに対する不安や迷い>が店舗自体のパワーを激減させているといっても過言ではありません。その挙句、転職という事態になり企業成長のスピード低下に直結している場合もあるのではないでしょうか。
求人誌上で語ることはタブーなのですが、あえて訴えます。「人材が集まらない」、「人がよく入れ替わる」という店舗や企業は、その原因の根本を見据えられてはいかがでしょうか。店・企業としての魅力に何処か「欠如」があるのではないでしょうか。それを分析した上で、人材を「求人」で補う明確な訴えが最重要だと私は考えます。これは、お店が繁盛しなくなる事と同様であり、「人材が集まらない」と「お客が集まらない」は同一線上にある事の認識と改善が必要なのです。私も、飲食人として常に考えさせられている問題でした。
人材を兼ねた協力依頼が多い中、今回(株)フーデックスの菅野社長よりひとつの協力依頼を頂きました。3年前に開業した「かぶら屋」の展開についてです。「がぶら屋」はもつ焼き、串揚げ、おでんを中心に提供する10坪程度の小さな居酒屋です。依頼内容は、<今後、この「かぶら屋」を女性スタッフ中心の気取りのない第2の我が家的コミュニティースペース業態として意味ある形で展開したい。>というものでした。
早速、私は「かぶら屋」にお邪魔しました。スタッフの自然な笑顔と活気、日常的なメニュー、心地よい空間などがとても印象的で立地は池袋周辺の中でも三等立地に位置しますが「立ち呑みスタイル」の中、常にお客様が溢れており、まさに、「笑顔のコミュニティー空間」であると実感しました。
客単価1500円と利用しやすく、1号店から4号店すべて近所に展開していますが、どの店舗を見てもお客様もスタッフも笑顔で溢れていました。
私は「この背景なら、間違いなく飲食人が希望を持ち、あるべき姿を伝えられる環境だ」
と強く実感したのです。
ラフターシステム(社員のれん分け制度)
女性が夢を持ち、
笑顔で経営する為の立ち呑み屋
菅野 私は、今から約13年前に何も無いところからラーメン屋(屯ちん)で独立開業しました。当初、飲食については何もわからず、直面していく事をこなすだけで正直失敗の連続でした。借金もブラック×2で(笑)限界になる境遇までいき、随分遠回りをしてきました。振り返ってみて思うのは、いろいろな方々の協力と出逢いによる助けが無ければ今の私は無かったという事です。この経験から、私は自分と同じような独立を希望する飲食業界の方々の夢をもっと
現実的に近づけられないかと常々考えるようになりました。幸いにも本業も軌道に乗り、3年前に<個人独立>が可能な業態を作ることを目的に、小さな居酒屋「かぶら屋」を開業したのです。小規模で低投資、流行で終わらない、その日常性が「文化」になる業態です。既存店のラーメン業態は男性っぽい、だから女性ならではの業態を確立したかったのです。現代の社会は「男女平等」と言われていますが、現実には女性に厳しい社会環境があると実感しています。
ある日、ラーメン店舗のアルバイトが就職活動を理由に辞めたいと申し出てきました。
「どんな所で働きたいの?」と問いかけたところ、彼女は「公務員になりたいんです」と答えました。
その理由は「安定しているから」だそうです。その言葉を聴いて私は、当社の環境に彼女を惹きつける魅力がないという反省と同時に、夢を求めるはずの若者が今、社会に閉ざされ希望を失っているという現実に胸を痛めました。
私は、この時に決心したのです。<必ずお互いが報われる「夢」と「笑顔」の環境を創らなければ>と。これが「かぶら屋業態」の始まりであり、コンセプトなのです。
浜倉 私は、この気持ちに深く賛同し、現「ラフターシステム」(社員のれん分け制度)確立に向けてサポート体制構築メンバーとして参加させていただきました。同じ目的の上、フーデックス社内だけではできない体制の構築をサポートしていきます。
自己資金ゼロ、研修社員から
「独立」へと導く制度
「ラフターシステム」
菅野 「ラフターシステム」というネーミングは<小さな店といえ、ここに携わるすべての人が「笑顔」になる環境を創る>という意味で命名しました。現在、池袋での展開において確信しているのは、この業態を都心の一等地だけではなく、沿線の各駅に出店すれば更に喜ばれるという事です。帰宅時は連日コンビニ弁当のOL客や男性客も自宅駅前に若い女性が営む「かぶら屋」があれば、日常的に入りやすくお客とお客のコミュニティーも生まれ、地域に根付いていくはずです。ですから、ラフターシステムの「かぶら屋」バージョンの独立希望者は女性限定にしたのです。システムを具体的に説明すると、まず独立希望される女性には一旦、当社の社員として3ヶ月程度、店舗オペレーション研修をしていただきます。研修時の給与は25万円です。その後、店舗全体の店長業務研修として、1人でも気軽に入れる〈真心のある店舗づくり〉というコンセプトを実現する店舗経営を学んでいただきます。店長時の給与は30万。その後、基準をクリアすれば<のれん分け>にて委託収入に切り替え、新店の全てをお任せします。ですから初期の資金は必要なく、業務委託のもと資金を貯め、いずれは自店が持てるような自然なスキームになっています。逆に自己資金がある方でもコンセプトがずれたり実力規定に満たなければ、いきなり開業させることはありません。あくまでも忠実に“かぶら屋スタイル”を貫いていただきます。研修を受け、学べば自然と独立の道が開けるということです。その後は人材を育成して多店舗展開にチャレンジするか、1店舗をトコトンやり遂げるかは本人の希望とスキルに預けます。
浜倉 システム構築、既存店ブラッシュアップへの協力、そしてシステムを有効に生かせる「輝ける女性」の選定も全面的に支援させていただきます。
菅野 共にタッグを組み、ひとつでも多くの飲食人の笑顔をつくっていきましょう!
このシステムを活かせる方!
始めませんか!
本当の「笑顔」の為に。
独立開業希望者を募集します
浜倉 このリポートをご覧になられている方の中で、独立を希望されている方は多いはずです。これから私達は、
店を表現するデザイナーやカタチにする施工会社、食材調達者、商品開発者をはじめ、様々なパートナーと共に
独立希望の方へ情熱と輝きを応援していきます。これらの目的を共有した「笑顔創造集団」のバックアップのもと
、あなたも「独立」の夢を追いかけてみませんか?飲食経験者、未経験者は問いません。あなたの中にある、沸き立つ感情
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