76.新聞紙の上下の端はなぜギザギザになっているの?
皆さんが新聞で重要視していることは、掲載されている記事の中身だと思います。だから、その新聞の形状など二の次で、読者の皆さんはあまり気にしないことでしょう。書籍も雑誌も天地(本や雑誌の上下の端のこと)の切り口は真っ直ぐですが、新聞紙の上下はどうしてギザギザになっているのでしょうか?これは新聞の印刷工程が変わり、機械化されてから生まれたものです。昔の新聞は雑誌などと同様に、ギザギザのない天地でした。当時は、きれいに裁断した紙一枚一枚に印刷していましたが、今では印刷された新聞を裁断にかけて一気にカットし、そのまま読者に配達されています。テレビなどで、よく印刷工程が映し出されていることがあると思います。あの猛烈なスピードで回転している紙を、真っ直ぐな刃で裁断しますと滑ったり、裁断すべき場所がズレてしまったりする可能性があるのです。 手でちぎることができる紙でも、機械でピッと張られた状態になると、刃に対する反発力を生み、通常の刃ではうまく切ることができません。そこで裁断用の刃を、ノコギリの刃のようにギザギザにすると、滑ったり、ズレたりすることなくカットしたい部分が切れるのです
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