70.ぎんなんの食べ過ぎは毒?

ぎんなんは中国や日本で、古くから薬や食用とされてきました。強壮、強精の妙薬として、また、夜尿症、せき、たん、ぜんそくなどにも効果があるといわれています。しかし、食べ過ぎると中毒を起こすことがあります。そのため、昔から子どもには「自分の年より多く食べるな」と戒められてきましたし、実際に戦後の食糧難時代には死亡した例もあったほどです。その後、死亡例は少なくなってきているようですが、今でもぎんなんの季節になると、日本中毒情報センターに数件の問い合わせが入るそうです。1988年、有害成分の正体は「4'- メトキシピリドキシン」という物質が関与していることが明らかになりました。この成分がビタミンB6の働きを阻害し、欠乏をさせ、中毒を起こすと考えられています。

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