54.土用にうなぎを食べるのはナゼ?

土用は年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の各季の前の18日間を指します。特に夏の土用は、暑い盛りで1年の土用の中央にも当たることなどから、古代より注目されてきました。
万葉集では、夏バテに効く「むなぎ」(鰻:うなぎのこと)を食べた方が良いよと、大伴家持が痩せた知り合いをからかった歌が収められています。鰻の効用は、昔から認められていたようです。
実際に夏の土用に鰻を食べる習慣が定着したのは江戸時代頃。蘭学者・平賀源内が、とある鰻屋の売上げをどうにか上げようとはかり、知恵を出したのが始まりというのが定説のようです。
最初は開かずに食していたのですが、江戸時代中期に現在のような形へと移行し、夏バテ予防の食材の1つとして、今日まで重宝され続けています。
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