南行徳の閑静な住宅街に佇む「うさぎの小屋」は、菅原祐二シェフの自邸です。まさにシェフ宅に招かれたゲスト気分を味わえる、正真正銘の一軒家レストランなのです。 美しく手入れされた植栽。生活感の漂う郵便受け。アプローチの階段を上がり、ドアを引くと、こぢんまりとしたダイニングで、菅原シェフが出迎えてくれました。ほどよい狭さのスペースはまさに「うさぎの小屋」の名に相応しく、アットホームな世界。店内はもちろん満席です。 「店名は私の干支がうさぎということもあって。料理人も私ひとりだし、一人ひとりにおもてなしをするにはこのスペースが丁度いいんです」26歳という若さで独立。代官山のフランス料理店等で修業を積みましたが、独立するなら地元エリアでひとりで回せるレストランをつくりたいと思っていました。 「試行錯誤の積み重ねの先に今があるのだと思います。お客様のアドバイスにも耳を傾けて、ご要望には自分なりのスタイルで対応してきました。年齢も40代になり、今振り返ると、辛いと感じていた追い回しの修業時代が一番ラクだったかもしれません(笑)」 自邸が仕事場、社員はゼロ。最小限の仕事環境です。自由と責任、苦労とやりがいが背中合わせの毎日。でも菅原シェフの話しぶりからも、毎日が充実している様子が分かります。 「市場からの仕入れも含め、実家の宮城県から送られてくる様々な素材と向き合って、今日のお客様にはどんな料理で楽しんでいただこうかと、嗜好錯誤することがとても楽しいんですね。こうした喜びはオーナーシェフならではの特権かもしれませんね」
菅原シェフの料理スタイルは「素材を活かしたフレンチ」。 シェフの実家では宮城県松島町で農作物を生産しており、そこから送られてくる 旬の野菜や、千葉の近海で獲れた魚介類を使いながらも、ベースの仕事をしっか りと踏まえた繊細な味わいが印象的です。 写真の「魚介類のサラダ」は、九十九里海岸の地ハマグリや青柳など、地元なら ではの新鮮な磯の風味を楽しめる逸品でした。 デザートでいただいた「チョコレートのフラン」には、海藻や緑草、貝殻などで育て られた茨城産の鶏の玉子が使われ、濃厚なコクとマッタリとした甘みが舌の上で 優しくトロけます♪ チーズも各種揃っているので、食事の後、ワインでちびりちびりと贅沢な時を過ご すこともできます。日常から記念日まで、使い勝手のいいレストランなのですね。 リーズナブルなものからちょっとしたヴィンテージものまで、シェフおすすめのワイ ンもしっかりと揃っています。 「実は最近、ソムリエの資格も取ったんですよ。深夜や休日の合間を縫って勉強 をしていたので、カリキュラムがはかどらずに、勉強仲間は合格したのに私は見 事不合格に(笑) で、もう一年勉強して、昨年ようやく合格しました。ワイン好きな お客様との会話も弾みますし、気がつくとワインの売上が伸びている。レストラン って、ちょっとしたことで変わっていくんですね」
「実は最近、ソムリエの資格も取ったんですよ。深夜や休日の合間を縫って勉強 をしていたので、カリキュラムがはかどらずに、勉強仲間は合格したのに私は見 事不合格に(笑) で、もう一年勉強して、昨年ようやく合格しました。ワイン好きな お客様との会話も弾みますし、気がつくとワインの売上が伸びている。レストラン って、ちょっとしたことで変わっていくんですね」
本日のディナー ■Aコース 1,050円 二種お魚 魚の出し汁ソース デザート ライ麦パン
■Bコース 2,630円 魚介のサラダ お魚料理かお肉料理 デザート コーヒー ライ麦パン
■Cコース 3,990円 魚介のサラダ お魚料理 お肉料理 デザート コーヒー ライ麦パン
■スペシャルコース 5,250円 スペイン産生ハム 本日のポタージュ オードブル盛り合わせ お魚料理 お肉料理 フロマージュ デザート コーヒー ライ麦パン
うさぎの小屋 千葉県市川市南行徳3-20-20 tel.047-395-0902 営:ランチ11:00〜14:30(L.O.14:00) ディナー17:00〜22:00(L.O.21:00) 休:火曜日、第3月曜日 交:東京メトロ東西線南行徳徒歩7分