【飲食人 プロフィール】
1978年、大阪府生まれ。高校卒業後、学校の推薦で大阪のホテル(阪急グループ)のレストラン部へ。鉄板焼のお店でワインを学び、23才でソムリエの資格を取得。同じホテル内のフレンチレストランに異動。退職後、2年程オペレーターを経験後、神戸の輸入ワインショップでルート営業を担当。2008年9月に上京、紹介にて「株式会社スカイタウンホールディングス」入社、現在のイタリアンレストラン「グラット・シエル」にソムリエとして配属。2009年11月にマネージャーとなり、 現在に至る。



グラット・シエル Gratte-Ciel [湯島]山口 和美 KAZUMI YAMAGUCHI (31才・マネージャー/ソムリエ)

―ワインは昔から好きだったんですか?


いえ、お酒はほとんど飲めなかったんですが、仕事が終わってから皆で『お疲れさま!』ってやるじゃないですか。それで、まずビールの味を覚えて、ワインは白から入って、後は甘いものから少しずつ…。ただ、赤はアルコールの匂いが強いので、中々難しくて。実家では父も含めて飲まない家系でしたから、体質的に合わないのかなぁとも思ってました」



―そこからだと、23才でソムリエの資格を取るのに間に合いそうにないですけど。


「きっかけがあったんです。ある時、私が担当したテーブルのご夫婦から『勉強になるだろうから、どうぞ』と残ったワインを頂きまして。95年物のボルドー・ポムロール・ヴュー・シャトー・セルタンでした」



―覚えてるんですか!


はい。香りが華やかで、余韻も深く長く残って、なんて素晴しいんだろうと思いました。そこで、同じメルロー種の赤から拡げていって、後はもう夢中になっていました(笑)」



―フレンチレストランも含めて7年程勤めて、その後、オペレーターをされていたというのは?

「ワインの事をもっともっと知りたくて、レストランの休日だけでは足りず、飲み歩きや食べ歩きの時間を確保したくて…」


―それで、ワインショップにも?

「はい。幅広く、そして新しいワインにも触れる事ができました。そこで、海外のワイナリーの方が直接来店されて、想いを込めてプロモートして行かれる、その熱意に大きく気持ちを動かされました。それをきっかけに個々のワイナリーにも興味を持ち、山梨を回っていた時に、こちらのお店のソムリエに、というお話を頂きました」


―下戸だったのに、時間があれば飲み回るようになられて(笑)。マネージャーになり、この1月からはバータイムも始められて、そんな時間も取れなくなってきたんじゃないですか?

「とにかくワインが大好きなんです! でも、それ以上に、毎日色々なお客様と出会えるこのレストランの仕事が、何より一番楽しいんです!!」


撮影/ボクダ 茂
インタヴュー・題字/高橋美樹

グラット・シエル

東京都文京区湯島3-38-10 ドン・キホーテ 8F
TEL:03-5812-0844 日曜休
lunch 11:30〜15:00(14:30L.O.)
dinner 17:00〜22:00/bar 22:00〜翌5:00(翌4:00L.O.)

http://www.gratte-ciel.jp

店舗

直通エレベーターでドン・キホーテ上野店の最上階へ上がると、モノトーンのテーブル席に、オープンデッキの広々としたテラス席、そのギャップにやられます…。料理、ワイン共にオーガニック栽培、もしくは減農薬栽培の生産者をセレクト! 色とりどりの有機野菜のバーニャカウダ 1,300円、各種ピッツァ 1,000円〜、ローズマリーを練り込んだ自家製タリアッテッレ ボロネーゼ 1,500円、魚・肉料理 2,000円〜、ディナーコース 3,400円〜、グラスワイン 700円〜950円、ボトルワイン イタリア・フランス含め100種類 4,200円〜30,000円